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連載コンテンツ葬儀屋の息子の日記

新入社員が挑んだ感動の葬儀づくり!手ごたえと課題と伸びしろ座談会

2回目にして映像が浮かんだ

―― こんにちは。今日は、スペシャルゲストをお呼びいただいたそうで。

葬儀屋の息子:はい。新しく入ってくださったエンディングプロデューサーの佐藤さんです。

佐藤:よろしくお願いします。

―― 佐藤さんは確か、別の葬儀社で働いていて、アルテに転職されたという方ですよね。

佐藤:そうです。12年、同業他社で働いてアルテに転職しました。

―― まだお若いのにすごいキャリアですね。そんな佐藤さんを今日は、このインタビューになぜ連れてきてくれたのですか?

葬儀屋の息子:佐藤さんは、アルテに来てくれて、アルテ特有のナレーションサービスに2回、挑戦してくださいました。

なので、その体験から、アルテのサービスの魅力が伝わる部分もあるのかなと思って、一緒に出てくださる話になりました。

―― 確かに、ちょうど聞いてみたかったのですが、大前提として他の葬儀社では、ナレーションのような司会進行をやらないのですか?

佐藤:やらないわけではないのですが、アルテのように、ご家族の会話をリアルに再現して、亡くなった方とご家族の物語をドラマティックに伝えていくといった演出は行いません。

―― 会話の部分を情感たっぷりに、リアルに再現するナレーションスタイルについては前に、ノブくんも言っていましたよね。

葬儀屋の息子:そうですね。

―― いわば、演者になる、役者になる必要があると。

佐藤:おっしゃるとおりです。良くも悪くも、今までの一般的な司会進行が身についてしまっているので、抑揚というか、ナレーション部分と会話文の差別化に苦労していますし、いまだに不安を感じます。

―― 緊張もしますか?

佐藤:緊張はしません。さすがに、前の会社の経験があるので。ただ、やはり、違った形の司会を12年もやっているので、前の司会進行のくせがあり、1回目は全然駄目でした。

佐藤さん(右)

―― 全然駄目と自分ではおっしゃいますが、きっとご謙遜ですよね。

現実には、全然駄目なサービスをお客さんに提供してしまうわけにはいかないわけじゃないですか。

ノブくん的にも、行けると思ってやらせているわけですよね。

葬儀屋の息子:もちろんです。

確かに、1回目は、いわゆる葬儀業界のフラットで人工的なナレーションに寄ってしまった感じは一部ありました。

ですが、大前提として、お客さまに提供するクオリティには十分に達しています。

もともと、12年というキャリアがあるので、ベースのレベルが高いですし、理解力も学ぼうという意欲も佐藤さんは持ち合わせているので、お客さまに出す分には全く問題ありません。

ただ、求める水準の高さで言えばまだまだ改善点はありますし、佐藤さんが挑んだ2回目のナレーションと比べても、伸びしろはまだまだありました。

―― となると、2回目のナレーションはかなり改善されたと。

葬儀屋の息子:はい。1回目と比較したら、2回目は良かったと思います。

―― 佐藤さん、何を変えたのですか?

佐藤:まず、1回目は、ナレーションの出来、不出来以前に、ナレーション原稿をつくるためのヒアリングと文章づくりの難易度の高さに直面し、ショックを受けました。

なので、2回目は、先輩の栗田さんに助言を頂きながら、同じミスはしないように努力しました。

―― 2回目のナレーションの出来は、ノブくんから見て、どうでしたか?

葬儀屋の息子:そもそも佐藤さんは声がいいんですよね。動画の撮影でも、佐藤さんに撮ってもらうと「女の人の声がいい」というコメントが届くくらいです。

その声で、感情を込めたナレーションをしてくれたので映像が浮かびましたし、社長も母も栗田も「良かった!」と口にしていました。

ただ、まだまだ伸びしろはあって、佐藤さんの言葉にも出てきましたが、ヒアリングの能力向上やお客さまの心情を想像した上で文章をつくるクオリティにはもう少し時間がかかると思います。

感動の葬儀は新人でもつくれる

―― ヒアリングの能力に関する課題は実際、佐藤さんは今も感じておられますか?

佐藤:はい。感じています。

―― これまでに私も、ジャーナリストとして、あるいは編集者として、数千人という規模の人たちにインタビューをしてきました。その経験から察するに、アルテのナレーションづくりの取材は、独特の難しさがあるのかなと思います。

なぜなら、死=不謹慎という固定観念があるので、なかなか踏み込んだ質問ができない難しさがあると思うのですが、いかがでしょうか。

佐藤:はい。まさにおっしゃるとおりで「これを言ったら失礼じゃないか」というブレーキがかかってしまう瞬間が多々あります。

―― そうですよね。別の新人のNさんも同じだと思うのですが、その辺を今後、どうやってクリアさせていく予定ですか?

葬儀屋の息子:まず、佐藤さんの場合は、この業界に慣れているので、シンプルにお客さまに気を遣ってしまうのだと思います。

一方で、同じ新人でも異業種から来られたNさんは、大切な人が亡くなっているという死に対する気遣いが働いてしまっていると思います。

もちろん、普通はそうだよね、と思います。ただ、僕といる以上は取っ払ってもらいたいと思います。

―― どうやって取っ払ってもらいますか?

葬儀屋の息子:方法は1つしかないと思っていて、成功体験を積んでもらう、です。

お客さまから自分が聞き出した話を、自分の言葉で表現した時、聞いているお客さまに感動が生まれる。

その鳥肌が立つような成功を体感するうちに、聞いていいんだ、踏み込んでいいんだ、それどころか踏み込んだ方がいいんだという考えになっていくはずです。

ご家族から僕たちが聞く話は、誰かが聞かなければ、下手をすると一生埋もれてしまう、誰にも知られないまま消えてしまいかねない話です。

しかし、その話の中には、ご家族の関係やきずなをより深くするエピソードだったり、照れや恥ずかしさで言えなかった思いだったりが隠されています。

そのような話を引き出し、聞かせていただくうちに、僕たち自身も、ご家族にとっての「大事な人」になれる瞬間がやってきます。

その先に、よそよそしい人間関係やクレームとは無縁の、感動だけが残る葬儀が生まれるのです。

―― と、ノブくんは言っていますが、実際にはどうでしょうか。

不謹慎かもしれないという気持ちを乗り越え、ご家族の核心にどんどん踏み込んでいき、ご家族の物語を軸に葬儀で感動を生み出していくといった仕事を、佐藤さんやNさんのように後から入ってくる人たちも、できるようになっていくと思いますか?

佐藤:はい。可能だと思います。

―― 断言ですか。

葬儀屋の息子:この言葉はうれしいですね。

佐藤:自分自身もNさんもまず、やる気があります。その上で、アルテの職場はすごくいい雰囲気で、なんでも気軽に相談できる、技術を学ばせてもらえる環境があります。

日常会話の中で、お互いのナレーションについて、ブラッシュアップできるようなチャンスもたくさんあります。

なので、向上心を持って取り組み、それこそ成功体験を積み上げていけば、できるようになると感じています。

―― アルテの職場は、全員にやる気があって、いい雰囲気なんですって。ノブくん。

葬儀屋の息子:本当にうれしいですね。正直、仕事は、楽しくできたら勝ちだと思っています。なぜなら、社員の働く熱意や真剣さは、日常的に向き合うお客さまにも必ず伝わるからです。

言い換えれば、楽しい職場をつくれるかどうかが僕の最大の仕事だと思っていて、僕たちの仕事ぶりを見て「生き生きと仕事しているな、格好いいな」と、参列した若い人たちが感じてくれるような状態をつくり上げたいと思います。

現に、佐藤さんのご主人も「楽しそう」みたいに言ってくださったのですよね。

―― 何の話ですか?

佐藤:夫とは夜、1日の仕事についてお互いに話す時間をもっています。

その時に「今日は何をした?」と聞かれて「打ち合わせやナレーションの練習をしたよ!」「動画撮影をした!」だとか「ポケモンカードの話を先輩社員としたよ」だとか話すと「なんだかアルテ、楽しそうだな。自分も入りたいな」と言われました(笑)

動画撮影をする様子

葬儀屋の息子:もちろん、冗談もあると思うのですが、すごくうれしい話ですよね。

職場では、経営者である僕が格好付けても仕方ないですし、社員みんなが最大限、素の状態で過ごせる環境をつくろうと思っています。鼻歌とかも普通に歌っていますしね。

―― いい話ですね。鼻歌は迷惑かもしれませんが(笑)これからアルテに入りたいと思った方に、ぜひとも読んでもらいたいです。

私ですら今、入りたいとちょっと思いましたもん。

葬儀屋の息子:マサヨシさんの場合は、従業員の平均年齢を上げてしまうので不採用ですね。

―― おい。

(一同、笑う)

―― まあ、でも、アルテが力を入れている感動の葬儀づくりが、これから入ってくる若いスタッフたちにも十分、落とし込んでいけそうな気がしましたし、そのスタッフが、創意工夫を重ねて、自分を伸ばしていけるだけの職場環境がアルテにはあると分かりました。

私は、社員にはなれそうにありませんが、これからも隅っこの方で、会社の発展に向けて、情報発信を頑張らせてもらえればと思います。

葬儀屋の息子:そこは、頑張ってもらいましょう(笑)

―― 佐藤さんも今日は、インタビューにお付き合いいただき、誠にありがとうございました。

今日もいい話が聞けましたし、これからの会社の変化が本当に楽しみになってきました。なので、この辺にしましょうか。

葬儀屋の息子:分かりました。ありがとうございます!

佐藤:こちらこそ、ありがとうございました!

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